【コーチ録 Vol.15 観て学ぶ】
こんにちは、蓮田市で活動する少年野球チームの中央フライズです。残暑も和らぎ待ちに待ったスポーツの秋がやってきました。スポーツは「経験したことがある」ことを如何に再現出来るかを競うものだと考えています。特に大会などの大舞台では緊張感が働くことでこれがより一層難しくなります。この「経験」を積み上げるのが日々の練習であり、実戦ですが、年少期であり基礎トレーニングが主となる少年野球では、試合で発生する様々なシチュエーション、難しい判断が求められるプレーを経験することは容易ではありません。私も含め野球経験のある指導者は、次に想定されるプレーを察知し、対処するよう指示を出すことが出来ますが、これは瞬時の判断力に長けているわけではなく、「経験がある」ことを思い出しているに過ぎません。
そこでスポーツ少年におすすめしたいのが、スポーツを観ることです。野球少年であれば是非プロ野球、高校野球、MLBの中継を観ましょう。TV中継では限界はあるものの、様々なシチュエーションを擬似体験することが可能です。自分がピッチャーだったら何を投げる?自分がバッターだったらどのようなバッティングを心がけるか?1点取られたらサヨナラ負けの場面ではどのようなシフトが必要か?どんな作戦がかんがえられる?などなど。観たことがある場面を増やすことで野球脳が鍛えられていきます。私の趣味はスポーツ観戦で、バスケ、サッカー、ラグビー、アメフト、その他マイナースポーツまで何でも観ますが、自分自身が経験したことが無いスポーツであっても、繰り返し観ることでシチュエーション毎のプレーの選択肢を理解することが可能です。(出来ませんが。。)観ることでルールを理解し、ゲームの面白さを知り、自分だったらどうするかを考える。実際にプレーしなくても基礎作りが出来るかもしれません。
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