【コーチ録 Vol.2】気持ち

こんにちは蓮田市少年野球チームの中央フライズです。野球は「決まった動き」をするスポーツです。投手はストライクを目指し、打者はヒットを狙います。内野手はゴロを取ったら一塁手へ送球し、外野手はフライを捕球します。野球にはサッカーやバスケのような独創的なプレーは無く、所謂fantasistaは存在しません。一見自由度の低いつまらないスポーツだと勘違いされる事がありますが、実は「決まった動き」が出来ないのが野球の面白さなのです。いつもやる事は同じはず、いつも繰り返し練習をしているはず、それなのに出来なくなってしまう。チャンスで自分の打席が回ってくる、野球にはパスという選択肢は無く、自分で決めるしかありません。自分に飛んできた打球、全責任はその野手にあります。バッテリーの出来次第で勝敗が左右されます。団体性の中に個人競技の要素が散りばめられた野球では、お互いの思惑、緊張、プレッシャー、高揚感が交差し、「決まった動き」を阻害します。観てる側からは「なんで出来ないんだぁ!」と溜め息が出る場面がありますが(中フラは多過ぎますが笑)、「普段通りに出来ない」、それが野球の面白さなのです。相手が誰であれ、どんな場面であれ、いつも通りの事をする。私も日々反省しながら通勤電車に揺られています。。

文:中央フライズ 田中

蓮田中央フライズ 少年野球

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